「NASAより宇宙に近い町工場 」植松努(著)現実版下町ロケット

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「下町ロケット」を読み終えて、
「下町ロケット2」池井戸潤(著)の書評。 最後まで面白く読めたのか 参照

しばらくたったある日のこと。

リアルな下町ロケットの会社があると、おもしろい言葉を耳にした。

何やらその社長は、「どうせ無理に決っているという言葉を撲滅するため、ロケット開発に全額自腹で取り組んでいるという。

 

何となく手に取って読みはじめてみたものの、ページをめくるたびに昔どこかで見かけたような、キラキラした何かに再び出会ったような、そんな不思議な熱い思いに包まれていく・・・。

「NASAより宇宙に近い町工場」の内容

「どうせ無理」をなくすために

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植松電機は夕張や富良野が近い、北海道の赤平にある社員20名の中小起業。

リサイクルで役立つワパーショベル用のマグネットを作っているかたわら、宇宙開発の事業も展開

この世から「どうせ無理」をなくすため、植松社長は宇宙開発に乗り出すことになったのだ。

「どうせ無理」は人を殺す恐ろしいことば

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限られた経験や知識でしか判断できない人たちが、自分の知らない世界に飛び込もうとしている人たちに、「どうせ無理」と言い放って足を引っ張る

「どうせ無理」という言葉は、興味のあること、好きという気持ち、そして人の可能性、未来をも潰していく。

人の可能性を奪う「どうせ無理」という言葉は、人の心を殺す恐ろしい言葉でもある。

自信まで奪って負の連鎖に

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「どうせ無理」は、人の自信まで奪っていく強烈な負のパワーを持った言葉でもある。

「どうせ無理」の毒気に当てられて「好き」を失った人は、努力をせず楽をするようになる。

そして、自信の元になる経験を積むことを避けるようになるため、自信を持てなくなる。

自信を持てなくなった人は、人のあら捜しをして笑い物にし、努力をしようとしている人の足を引っ張り、自分より弱い人の自信を奪って自分のプライドをなぐさめるようになる。

そして、自身を奪われた人は、自分がやられたように弱い人にやり返すようになるため、自信剥奪の連鎖が延々続いていく・・・。

こんな恐ろしい言葉がはやっている世の中では、夢も希望も見い出せない。

自身もさんざん「どうせ無理」を、心無い人から吐き続けれられてきた植松社長。

そして、社長は立ち上がる。

「どうせ無理」から「だったらこうしてみたら」の希望の言葉を携えて・・・。

失敗を恐れず成功するまでやり遂げる

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ロケット開発といっても、そう簡単にはいかない。

誰もやったことがないことにチャレンジするため、失敗は数知れず。

でも諦めない。

失敗から何かを学び取り、手を変え品を変え果敢に取り組んでいく。

その結果、ロケットや人工衛星、そして当時世界に2カ所しかない無重力実験施設を自分たちで作ってしまった。

ちなみに人口衛生は、1年9カ月宇宙で仕事をし、世界で初めてゴミにならないようちゃんと地球に帰還した、世界的にも高い評価をされたすごい人工衛星なのだ!

また、宇宙に行くにはおよそ¥3千万かかるそう。

しかし、アメリカの新しい宇宙船に取り付けられる、植松電機が開発する実験装置を操作するため、社員の無料での搭乗が決定した。

「どうせ無理」と戦い続け、次から次へと宇宙事業を展開し、今ではNASAの人たちも訪れるようになった植松電機。

彼らは今も未知の宇宙開発に、果敢にチャレンジし続けている。

植松社長がTED(無料動画)でも語っている。

見終わった後には、あふれる涙を抑えきれない自分がいた。

星5つの「胸が熱くなる素晴らしい作品」

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★★★★★5つの、一生手元に置いて何度も読み返したくなる、文句なしの素晴らしい作品。

これほど胸を打つ夢と希望を与えるは、他にはないかもしれません。

本を読み終えた後、熱い思いを抑えきれなくなり、思わず植松電機に就職しようと思ったくらい!

本の中には、ここには書ききれなかった胸が熱くなる「なるほど!」の、元気がみなぎってくる言葉が満載です。

ちなみに、植松社長に今後期待することは、本の中にも書かれてあった住宅コスト10分の1の超激安の家

日本の住宅は高過ぎるし、メンテナンンスの費用も馬鹿になりません。

家を買うことがリスクと言われている昨今、是非10分の1でできる家を、すぐにでも作っていただきたいですね♪

人が無理だと思っていることを、次から次へとやり遂げる植松社長を、これからも1人でこっそり(!)応援していこうと思った次第です。

最後に元気の出た言葉。

「どうせ無理」じゃなく「だったらこうしてみたら」へ。

子どもをいい学校に行かせないと大変だとか、髪がふさふさでないといけないとか、こんな物を持っていないと格好悪いとか、誰がそんな不安を煽る言葉を言っているのか。そんなこと「どうでもいい。」

夢はたくさんあった方がいい。というのも夢が1つだけだと、失敗したりくじけたときに、おかしくなってしまう危険性があるから。また、本当の夢と手段を間違えてはいけない。夢と手段を見分ける方法は、その夢を叶えるために、いろんな方法があるかどうかということ。1つしかない場合は、それは夢ではなく、ひょっとして手段のうちの1つかも。

 

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